均整術とは?

均整術とは?

三大法則《平衡、可動、強弱》を基礎とした手技運動療法。漢方経絡、オステオパシ-、
スポンデロテラピ-、カイロプラクティック等の東西医学、各種技術の長所・短所を
吟味研鑚発展させた独創的な調整療法です。
生体の反応力を喚起させ自然治癒能力を高め、減衰した運動能力の復帰を図り生命力の強化を図る。
整体(苦痛の解除)、整姿(捻れの解除)、整顔(歪みの解除)など身体の矛盾克服を図る
気持ち良く痛くない手技療法である。

まず現状における姿勢(意識していない状態)の歪みに着目します。
その姿勢はその人の生活環境(社会・職業等)の行動パターンやクセを表現しており、
調和を求めた結果表現された現象です。

均整術は、この表現された姿勢を「十二種体型学」
(歪み姿勢を12種に分類し調整の基本となす)のパターンに当てはめ、
「骨格操縦法」、「筋肉操縦法」、「経路反射法」、「脊髄神経反射法」、「内臓賦活法」、
「姿形操縦法」、「疼痛操法」、「小児・老人操法」、「観歪法」、「頭骨操法」、
「性殖器学」等々を必要に応じて駆使し、その人にとってもっとも無理のない調和された
姿勢(機能的・器質的)に移行させ自然治癒力、免疫力、抵抗力を高め健康へと導くことが
できるグレードの高い調整術なのです。

総ての基礎は健康である。健康の基礎は姿勢である。姿勢には身体の姿勢と心の姿勢がある。
その歪み(ゆがみ)を修正(調和)する者を姿勢保健均整師(ボディ・デザイナー)という。

健康とは、心・食・姿勢の三原則をバランス良く保つことができ自然治癒能力が高いこと。
均整法は、自然治癒させるソフトウェアです。均整師は能力を発揮させるハードウェアです。
笑顔が戻ると思います。ぜひお尋ねください。

当院は「動きやすい楽な姿勢」の現状をしっかり把握し、三軸修正法で理想的で生理的に
順調な「良い姿勢」に移行させながら、均整術で機能的・器質的に調和された健康体へと
導くことを目指しております。
しかし、この世に絶対という言葉はありません。最終的には心の在り方が係わることも
あるという事も理解しておいて下さい。

12種体型

均整法における12種類の体型とは、 「人間は人それぞれに独自の運動様式を持ち、
これによって特質ができる。」として、 骨格の歪みを12種類に分類し
「12種体型および相関関係」を定義付けしたものです。

・前後型(頭 脳 型 )・左右型(消化器型) ・回旋型(泌尿器型)
・肋骨型(呼吸器型)・ 骨盤型(生殖器型)・筋肉型(随意筋/循環器型) の
6パターンに陰と陽とがあり、12種体型となる。

各体型は緊張・弛緩・活力性・可動性・強弱・ 容積の要素に分類され、
更にこれらが複合して、色々の型を形成している。型は形とは違う。
またこの12種体型は、 運動系の傾斜圧姿形の代名詞でもある。

前後型

F1 前後型 (頭脳型) 陽性 【痩せ型】

● … 前に重心がかかり、前側が抑制的に働いて
後側の方が活発で興奮性が高い。
● … 何事にも頭を使うことが先にくる。
● … 理屈に合わないと行動しない。
● … すべての病気は頭を鎮静させると治りやすい。
● … 顔が上を向き、腕が前に出て、膝が前に出る。
● … 爪先に重心。脊柱がエンピツ状。

F2 前後型 (頭脳型) 陰性 【肥満体】

● … 後に重心がかかり、後側が抑制的に働いて前側が興奮的に働く。
● … 上胸部に力が集中して硬くなっている。
● … 頭を受身に使い、周囲を気にして積極性に欠ける。
● … 臆病で脳が疲れやすい。頭部が小さい。
● … 顔を下に向け、頚に力がなく、腕が後方へ出る。
● … ノイローゼの傾向がある。踵に重心。

左右型

F3 消化器型 (左右型の左形) 陽性 【タンパク質が充実】

● … 左側に重心がかかり、左側が抑制的に右側が興奮的に働く。
● … 右側の消化器系(肝臓)の働きがよく、消化吸収力が強い。
● … 喜怒哀楽が食べ物に直結する。
● … 味より量を選ぶ。
● … 左肩が下がって、背中が隆起している。
● … 左足に重心。頭を右へ傾ける。
● … 容積に比べて体重が重い。

F4 消化器型 (左右型の右形) 陰性 【タンパク質が欠乏】

● … 右側に重心がかかり、右側が抑制的に左側が興奮的に働く。
● … 右側が抑制されているために肝臓の働きが鈍く、満腹感があって食べられない。
● … 心身のストレスが食欲不振に直結する。量より味を選ぶ。
● … 固執性が強く転換性がない。金銭より名誉を重んじる。
● … 右肩・右腸骨が下がっていて、中胸背が隆起。
● … 頭を左へ傾ける。右足に重心。

回旋型

F5 回旋型 (右回旋形) 陽性 【強情我慢】

● … 上半身を右へ捻っているので、身体の重心は右足の踵と左足の母指を支点にして支えている。
● … 右上半身と左下半身が抑制的、左上半身と右下半身が興奮的に働く。
● … 興奮すると尿意が近くなる。
● … 強情で方向転換ができない。
● … 全体的に四角い。
● … 左の肩先が前に出る。
● … 腰部が太く上半身が発達して胴長短脚。
● … 左の殿筋が硬い。
● … 右踵、左足母指に重心。

F6 回旋型 (左回旋形) 陰性 【外強内怖】

● … 上半身を左へ捻っているので、身体の重心は左足の踵と右足の母指を支点にして支えている。
● … 左上半身と右下半身が抑制的、右上半身と左下半身が興奮的に働く。
● … 緊張すると尿意が止まったり、便秘になったりする。
● … 陰性的で見栄っ張り、決断力に乏しい。
● … 右肩先が前に出る。
● … 右側前胸部の下が陥没している。
● … 女性に多く、全身の皮膚がかさついてシミがあり肌がきたない。
● … 肩こり・腰痛・しびれ・乗り物に酔いやすい。
● … 左踵・右足母指に重心。

骨盤型

F7 肋骨型 (呼吸器形)「呼吸が楽」 陽性 【自己顕示的】

● … 顎を突き出し、後頭が下がり頚が前に傾き短くて太い。
● … 胸郭が厚く逆三角形のスポーツマンタイプ。
● … 屈筋が緊張。両足に重心をかけている。
● … 気ぜわしくエネルギッシュで疲れに鈍感。
● … 何事も自分でやらないと気が済まない。
● … 杓子定規で厳しく几帳面で有る。
● … 喘息等の呼吸器の病気に掛かりやすいタイプ。
● … 風邪はひきにくいが、ひくと長びく傾向有り。

F8 肋骨型 (呼吸器形)「呼吸がしずらい」 陰性 【自閉性孤独的】

● … 下半身の血液循環が悪いので冷え性が多い。
● … 風邪をひきやすく、治りづらい。疲れると息苦しくなる。
● … 偏食の傾向がある。強情の反面、気が弱い。
● … 胸郭が扁平でタンパク質欠乏形態で力強さが無い。
● … 容貌がなんとなく淋しそう。清潔好き。
● … 下半身で重心の調節を取る傾向が有る。両足底・両膝に重心。
● … 立位では猫背の形の型と、肩幅が広く直立不動形の型の人がいる。
● … ノイロ-ゼ、更年期障害に注意を要す。

骨盤型

【女性に多く 美人が多い】

●臀部の運動系が抑制的、腹部が興奮的に働く。
●関節の開閉に特色があり一切のものを生殖器に結びつける。
●働き者で疲れを知らない。
●男女とも精力絶倫。女性は、安産・多産・長命型。
●骨盤の形に特徴がある。
●小柄で頭・胸・腹・腰が丸みをおびてまとまっている。
●殿部は、弾力的で丸味があって、出っ尻である。
●骨盤と足の親指側で重心の調節をとり、小股に歩く。

【女性に多い】

●腹部の運動系が抑制的、臀部が興奮的に働くので、お尻を左右に振って歩く。
●愛想が良く、世話好き。
●勘定高く、仕事覚えは早いが、することは雑である。
●歳をとるにつれて肥えてくる。
●タンパク質・脂肪・水分が中和して肌目(きめ)が
細かく色つやがよい。
●下腹部がたるみ、臀部が平たくて大きい。
手足のサイズが小さい。
●下肢外側に重心。

筋肉型

【固執性が強い】

●全運動系が抑制的に働く作用が強い。
●骨格筋に可動性を欠き、年齢より老けてみえる。
●血液の循環が悪いので生命力が低下している。
●体力がないので動作が鈍い。
●筋肉の質と量に特色がある。
●シワが多く、骨張って見える。
●膝と爪先の外側に重心。

【全体に活気がない】

●全運動系が興奮的に働く作用が強い。
●身体が柔らかすぎて異常に動きすぎる。
●身体をくねらせて重心を調整する。
●血液の循環が悪いので生命力が低下している。
●動作がスロー。
●自立心に乏しく、意志薄弱。
●軽い病気でも急死する傾向がある。
●頭が大きく、柔肌で顔も優しい。
●脂肪質で筋肉がゆるんでいる。
●踵に重心。

http://kinsei.ne.jp

三軸修正法とは?

身体各部の痛み・凝りといった不快感や柔軟性の欠如等は、
各関節のアライメント(一直線の状態)の歪みにより誘引される事が多い。
このアライメントを整えるために、身体にほんの僅かな回転運動《軸旋回》を
二回《二軸》与える。
回転ベクトルの合成がより身体運動に必要な軸旋回《プレセッション》を
身体内部に無理なく発生させる事により、機能変化による身体の痛みや凝り等を
簡単に修正する事ができる利にかなった調整方法である。
(創始者池上六朗先生三軸修正法基本編より)

カラダは「壊せば直り、直せば治る」

一般的に良い姿勢とは、まっ直ぐ・両肩の高さが同じ・背筋を伸ばして
座っている等の姿形をいうようです。
一方悪い姿勢とは、猫背・傾いている・ねじれている・背中が丸い等
ということをいうようです。
しかし、これらの姿勢は生活体験及び視覚による社会通念上の知識により
良いとか悪いとか判断された状況なのです。
もちろん、悪いといわれる姿勢を続けることで歪みが大きくなり、
異常事態になる事は理の当然であります。ここで伝えたい大事なことは、
”その時の姿勢というのは本人にとって動きやすく楽な状況である”ということです。
このことを把握していないで調整を行った場合、往々にして状況の悪化、
不満足な結果を招くのです。

私たちは、大地(地球上)で生活しているのに地球が回転していることも、
高速度で動いていることも、重力に制限されていることも自覚していません。
夜空の星々の動きもリンゴが落ちるのも当たり前として受け止めています。
その見えないチカラに私たちは影響されているが不自然さは感じない。

三軸修正法は、この見えないチカラがモノが動くコトに大事な要素として、
1.回旋軸(垂直軸)、
2.前後軸、
3.左右軸
の三軸を池上先生は自然の摂理ととらえました。
このどれか二つの軸の組合せで回転運動を起こし身体のアライメント
(一直線の状態)を整えます。
最初にランダム(壊す)にして、今度は「楽な姿勢」と「生理的に良い姿勢」との
間のギャップを小さくし生理的にも楽な姿勢へと変化させるのが三軸修正法なのです。
身体には触れても触れなくても調整ができます。
この不思議な出来事を是非体験してみて下さい。

詳しくは、
カラダ・ボンヴォヤージ[三軸修正法の原理]、
カラダ・ランドフォール[三軸修正法の基礎]、
新刊「三軸修正法」 自然法則がカラダを変える!
(池上 六郎著)

カラダが無意識に「動きやすい楽な姿勢」を作っているのに、それを無理にまっ直ぐな
社会通念上の良い姿勢にすると、「楽な姿勢」と「良い姿勢」との間にギャップが生じ、
バランスをとろうとする”チカラ(働き)が発生し細胞集合体に混乱を与える。
結果、正常な筋肉の働きは阻害されて、関節位置のアライメント(一直線の状態)が逸脱し
狂いが生じる。以上のことから組織に障害をあたえたり、痛み・不調・凝り等が発生する。
三軸修正法は、この逸脱状態を無理なく生理的に順調な「良い姿勢」に修正する方法であります。

 

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店舗名 北都均整治療院
住所 〒003-0865
北海道札幌市白石区川下5条1丁目5-12
営業時間 【平日】9:30~19:00
【木曜日】9:30~12:00(午前中のみ)
【土・祝】9:30~15:00(15時まで)
定休日 日曜日・木曜午後
電話番号 011-875-1428
アクセス ■JRでのご来院
(千歳線平和駅北口から徒歩15分)

千歳線平和駅 → 北海道信金・玄米工房こめしん →
右側交番・ラルズ → 直進 → ロ-ソンより路地3本目まで直進 →
幼稚園手前バス停(川北1条3丁目)→ 右折 → 当院

■バスでのご来院
(川北1条三丁目バス停から徒歩1分)

新札幌駅(白38番)・地下鉄白石駅(白22番)・札幌駅前(57番)より乗車
→川北1条三丁目下車 → 信号道路横断 → 北都幼稚園を右折 → 当院
駐車場 あり